恋愛の悩み相談って誰にすればいいのか迷ってしまいますよね。
親しい友達がいいの?異性の友達がいいの?それとも気軽に話せる先輩や後輩に相談した方がいいの?
もちろん、相談する人によってそれぞれメリットとデメリットがありますし、アドバイスの内容や質ももちろん変わってきます。
自分にあった相談相手を選ぶことで、悩みが解消されることもありますし、自分では思いつかなかった良いアドバイスを得られたりします。
しかし、間違った相談相手を選んでしまうと、余計に悩みが深まることも。そこで、それぞれの恋愛相談の相手別のメリット&デメリットを紹介します。
今回は、恋愛相談をする前に知っておきたい相談相手の選び方について解説します。適切な相談相手を見つけて、より良い恋愛相談を実現しましょう。
友人との恋愛相談
メリット: 気軽に気兼ねなく話せる
友人に恋愛相談をする最大のメリットは、その親しみやすさと気軽さにあります。
友人は長い付き合いから互いの性格や過去の恋愛経験を知っているため、あなたの事をわかってくれていて相談しやすいと感じるでしょう。
また、よく話す友人に相談することで恋愛の悩みを毎日の会話の一部として、普段の生活の中で自然に話せるのも良いところです。
恋愛の悩みは一人で繰り返し、繰り返し悩んでいるとそれだけで気持ちがネガティブになってきますが友人に相談してストレス解消できることでメンタル的にも健康でいられます
その時の気持ちを素直にLINEなどで共有できるのも、友達に恋愛相談するメリットの一つですね。
メリット: 共感してくれてポジティブになれる
恋愛相談を友人にすることのもう一つのメリットは、気持ちに共感してくれるので不安な時でも気持ちをポジティブに保てるというところです。
友人はあなたの個人的な性格を理解しているため、他人だと理解できないような行動や感情もより感情移入しやすく、あなたを上手に励ましてくれます。
相手との距離感も近いので過去の辛い恋愛経験などを共有することで、自分だけではなくみんな不安や不幸な出来事があるんだと安心感も得られるでしょう。
友人への恋愛相談には的確なアドバイスをもらうよりも大切なことがあります。心をポジティブに保つ事ができる事です。
片思いで悩んでいる辛い時も、恋愛がうまくいっていない不安な時も、友人はあなたの事を理解して心の支えになってくれますよ。
デメリット: アドバイスが積極的すぎる
友人からのアドバイスには、距離が近すぎてどうしても積極的なアドバイスになりがちです。
あなたとの仲がいい分、客観的なアドバイスというよりはあなたの恋を応援したい気持ちが先に出てしまいタイミングを見誤ってしまう可能性があります。
あなたが魅力的だと思う人は、他の異性も魅力的だと感じているので早くしないととられてしまうかもしれませんが、あまりにも積極的にアプローチしてしまうと軽い女だと思われてしまうリスクがあります。
友人は必ずあなたの恋が成功するようにポジティブなアドバイスをくれるでしょう。友人の意見が偏りがちな場合、客観的な視点をもってタイミングを測ることを忘れないでください。
デメリット: 噂が友達グループに広まる
あなたが友人に恋愛相談をする時には、その人が他の人に情報を漏らさないかを慎重に考える必要があります。友人間であっても、必ずしもすべての情報が完全に守られるわけではありません。
男性の友達関係と違い、女性はコミニケーション能力も高く八方美人に他人に良い面を見せる事が多いので、自分が友人だと思っていても実は自分が思い込んでいるだけというケースもあります
特に好きな相手が同じ職場や、同じ学校に所属している場合にはかなり慎重になった方がいいでしょう。相談内容が同じコミニティーの人に広まれば本人にバレてしまう可能性もあります。
好きな異性に好意がバレてしまい、さらに友人との関係に亀裂が入る場合もあります
場合によっては社会的な問題に発展する恐れもあります。必ず信頼できる友人を選ぶこと、相談の内容を適切に調整することが大切となります。
先輩や同僚への恋愛相談
メリット: リアルな友達に広まる心配がない
職場の先輩や同僚とは、毎日仕事をしているので友人よりも話す機会は多いですがあなたのリアルな友達とのつながりはありません。
そのため、プライベートな悩みや恋愛相談をしたとしてもリアルな友人に広まったり、恋愛の進捗を確認してきたりなどわずらわしい心配がないのがいいところです。
特に歳の離れた上の先輩に相談する場合には、その先輩のリアルな経験からアドバイスが期待できるため、心強い味方となるでしょう。
メリット: リアルな意見がもらえる
職場の先輩や同僚に恋愛相談をする最大のメリットは、友達と違って距離がそこまで近くないので客観的なリアルな意見やアドバイスがもらえるところにあります。
どうしても友人に相談してしまうとあなたに気を遣ってポジティブになるようなアドバイスや、前向きになるような意見をだしがちですが
あなたの恋愛相談を客観的に見てくれる先輩や同僚であれば、おかしなところはちゃんと指摘してくれますし、望みがなければハッキリとアドバイスをくれるでしょう。
もちろん最終的に判断するのはあなたなので、ポジティブに行動したいのであれば友人に相談した方がいいでしょうし。客観的な意見をもらいたいのであれば先輩や同僚に相談するのもいいでしょう。
デメリット: 職場で噂が広がる
職場の人々に恋愛相談をする際のデメリットとして、最も慎重に対処した方がいいのが職場での噂が広まってしまう事です。
特に恋愛の相談が不倫だったり、社会的にNGとされるようなものの場合には職場の先輩や同僚に相談するのはやめた方がいいと言えます。
万が一、本人の意図しない形で情報が広がってしまうと職場でのあなたの居心地が悪くなりますし。最悪の場合には退職しなければならなくなってしまうかもしれません。
職場の人に相談する内容は必ず社会的に見ても問題ない内容だけにするというルールを必ず守るようにしましょう!
デメリット: ネガティブな意見が返ってくる
恋愛相談を職場の人にする際のもう一つのデメリットは、率直でネガティブな意見を受ける可能性があることです。
相談相手をよく考えて選ばないと場合によっては、不安になるような厳しい意見や否定的なアドバイスが返ってくることもあります。
これが原因で、相談した相手との関係性が悪化することも考えられます。
また、職場は基本的には仕事をする場所であるため、個人のプライベートな感情をオープンにしてしまうとその後のキャリアに影響する可能性もあります。
もしあなたがポジティブなアドバイスや、背中を押してほしい時には職場の人に相談するよりも友達などの親しい人に相談した方がいいかもしれませんね。
家族との恋愛相談
メリット: 心から信頼できる相談相手
家族に恋愛の悩みを相談する最大のメリットは、既にあなたとの間に築かれている深い信頼関係と安心感があるため何でも話すことができることです。
家族は小さい頃からあなたの性格や過去を理解しているので、あなたの事を本当に考えて無条件で支えてくれる存在です。
恋愛の悩みがある時には友達や恋愛相談所に相談することもいいですが、感情的な安定を保つ上で大きな力となるでしょう。
ただし、家族はあなたの幸せと安定を願っているため危ない相手との恋愛や、社会的に良くないとされている恋愛にはポジティブなアドバイスをもらうことは難しいでしょう。
メリット: 経験に基づくアドバイス
家族に恋愛相談をするもう一つのメリットは、今までの経験に基づく具体的なアドバイスをもらえるところにあります。
親も長い人生の中でたくさんの恋愛に関する失敗で、経験や知識を持っています。これは実際に経験してみないとわからないリアルな知識ばかりです。
もちろん、全ての知識や経験が正しいとは限りませんが多くの場合には恋愛で失敗するパターンというのは似ています。
失敗した経験から学んだ教訓を共有することで、同じ過ちを繰り返さないためのアドバイスを得ることもできるでしょう。
デメリット: 価値観がずれている
家族との恋愛相談におけるデメリットの一つは、年齢で価値観がずれてしまっていることです。
特に年齢が離れば離れるほど恋愛や結婚に関して保守的なアドバイスが多くなります。昔の恋愛の常識と現代の恋愛の常識はずれてしまっているからです。
たとえば、恋愛関係の進展の速さだったり同性愛について同棲などに対する意見は価値観が違いすぎて相談にならないかもしれません。
この価値観のずれは、生きてきた時代や文化によって作られるものなので今の世代が抱える恋愛に対する悩みに対して、アドバイスが的外れになる可能性があります。
デメリット: 過剰に干渉される
恋愛相談を家族にする際のもう一つの大きなデメリットは、家族によって過剰に恋愛に干渉されることです。
これは仕方ないことでもあります。家族はあなたに対して幸せになってもらいたいという期待を持っているため、どうしても意見が保守的になってしまいがちです。
例えば、親が子供のパートナー選びにおいて「安定した職業」を重視する場合には、あなたの好きな人が安定した職業でない場合には反対されることになります。
親が子供の結婚相手について過度に干渉してくるトラブルはよくあります。あなたが自立していなくて実家暮らしだと干渉されるのが当然と考えた方がいいでしょう
恋愛相談の専門家に相談する
メリット: プロの実践的なアドバイス
恋愛専門家やカウンセラーに相談する最大のメリットは、知識と大量の情報からくるプロとしてのアドバイスをもらえることです。
カウンセラーは心理学、やコミュニケーション技術など、恋愛に必要な分野に精通しており、これらの知識を活用して具体的なプロとしてのアドバイスをしてくれます。
また、カウンセラーは人の話を聞いたり、引き出したりするコミニケーションスキルのプロでもあるのであなたが話を聞いてもらいたいという承認欲求も満たしてくれます。
恋愛のカウンセラーへの相談は友人や同僚に相談するよりも具体的な解決策を得られる可能性が高いでしょう。
メリット: 周囲の人に知られる事がない
恋愛カウンセリングで安心なのはあなたのプライバシーと秘密が周囲の人に漏れる事がないという事です。
カウンセラーなどの専門家は患者さんのの情報を守る義務があり、相談内容を外部に漏らす事ができません。
そのため、相談者は友達や周囲の人には話しにくいような自分の感情や問題を安心して話すことができ、恥ずかしいと感じるような個人的なこともオープンに話しやすくなります。
恋愛相談はとてもデリケートな相談になるため、信頼関係のある友人や家族にしがちですが万が一その情報が漏れてしまうと
あなたの恥ずかしい本音が周囲の聞かれたくない人にまで漏れてしまう可能性があります。
デメリット: 高額な費用がかかる
恋愛相談をカウンセラーにする大きなデメリットの一つは、高額な費用がかかってしまうところです。
専門のカウンセラーによる相談は1回につき数千円から数万円の範囲で、しかも一回のカウンセリングで解決することはほとんどありません。多くの場合は数回のカウンセリングが必要になります。
このコストは日本では医療行為と認められず保険適用外になってしまうため、どうしても個人の費用負担が大きくなりがちです。
また、問題を解決するまでには何度もカウンセリングを受ける必要があるため、多くの時間も必要になります。
アメリカではカウンセリングが医療行為で保険適用されるため保険適応となりますが、日本は費用も高額なため利用者が極端に少なくなっています。
デメリット: カウンセラーを信じすぎる
カウンセラーは確かに相談のプロではありますが、カウンセラーのアドバイスが正しいわけではありません。
特に恋愛においては不確実な要素が多すぎるため正解が存在しないのが難しいところではあります。
有識者や著名人、専門家の意見を信じやすい人は注意した方がいいでしょう。社会的に地位があると正しいことを言っているように思ってしまいますが
あくまでもその人の経験や知識を通した偏見による答えなので、あなたにピッタリのアドバイスかどうかは別の問題なのです。
あくまでもカウンセラーのいう事は参考にする程度、最終的には自分の人生なので自分で決めるという覚悟を持って相談はするようにしましょう。
終わりに
恋愛相談を成功させるためには、相談相手選びがとても大切になります。
相談内容によって適切なアドバイスがもらえる人を選ぶことで、問題解決に向けた具体的なアドバイスを受ける事ができます。
気をつけてほしいポイントは相談する相手を信じすぎない事です。親しい友人と思っていても秘密を漏らしてしまうかもしれませんし、職場に広まってしまうリスクもあります。
相談内容によってそれぞれの相手のメリットとデメリットを理解し、自分の状況に最も合った人を選びましょう。
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